【fair trade】 カカオ #1
(English below)
今、カカオパウダーで作ったココアを飲んでいたので。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
生産地域
世界のカカオ生産の約7割をコートジボワール、ガーナ、ナイジェリア、カメルーンといった西アフリカの国々が占めています。中でもコートジボワールは世界の43%の生産量をかかえ、国民の3分の1がカカオかコーヒー栽培に関わっていると言われています。
チョコレートと児童労働 | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)
参照 2016/1/31
他の途上国でも必要に迫られれば(需要があれば)、大規模作付できるが、なぜこの地域で7割を占めているの?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
よく言われる児童労働
IITA(国際熱帯農業研究所)が実施した西アフリカのカカオ生産における児童労働の調査(*1)では、コートジボワールだけで約13万人の子どもが農園での労働に従事しています。カカオ農園は小規模な家族経営である場合が多く、子どもが家族の手伝いとして働いている場合もありますが、1万2000人の子どもが農園経営者の親戚ではない子どもだったそうです。
チョコレートと児童労働 | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)
参照 2016/1/31
おそらくこの情報はだいたい正しいと思われる。しかし、「児童労働」という言葉は先進国の人々がイメージするようなものでは必ずしもない。(違う場では伝えていると思います)
2001年10月に米国の議員とチョコレート製造業者協会がカカオ農園から最悪の児童労働をなくす目的で「ハーキン・エンゲル議定書」を締結しました。それを受けて2002年には、国際ココアイニシアティブが発足し、米国政府やILO、労働組合、NGO、消費者団体などが共同で児童労働予防プロジェクトの開発や実施、実態調査などを行ってきました。
チョコレートと児童労働 | 世界の子どもを児童労働から守るNGO ACE(エース)
参照 2016/1/31
なぜ米国主導なのですか?(後日調べます。)
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
筆者自信、この団体の活動に賛同しています。ただ事実は何であるのか考えたいと思ったために、本日この場をお借りしたまでです。
(10m)